wajin's diary

慶應に潜む陰キャ

どっちが勝ってるのかわからなかった試合

ミュラーの守備、ミュラーの守備、ミュラーの守備です」

 先日のUEFA Champions League Quarter Finalのバイエルン-バルセロナ戦において実況の下田さんが放った言葉である。この言葉に今のバイエルンの全てが詰まっている。4-2-3-1のトップ下という攻撃的なポジションを務めるトーマス・ミュラーが守備をして、素早くトランジッションをし、相手ゴールへと迫っていく。なんならその更に前にいる1トップのレバンドフスキもしっかりプレスをかける。実際彼のプレスから4点目のミュラーのゴールが生まれ、コマンの入った早々のゴールチャンスも生まれた。バイエルンのプレスの凄みは、ミュラーのプレスを起点として全員が連動してプレスを行うことにある。素早くボールホルダーに対して3〜4人が寄せていき、あっという間に敵陣で奪ってショートカウンターへとつなげる。

 一方でメッシやスアレスはどうだろうか。散発的にプレスに行きはするものの、おそらく戦術的なものではなく、個々の判断でプレスするだけなので中盤の選手の動きが全く連動しておらず、結果的に簡単に躱されてしまい、彼らがただ走っただけになってしまう。デヨングやビダル、そして後半から入ったグリーズマンは守備の意識が高くプレスに行こうとするが、これもやはり戦術として監督から言われていることではないために、中途半端に終わることが多い。また、バイエルンのプレスのように複数人が同時に寄せていく訳ではないので、ボール回収の成功率も必然的に低くなる。監督による指示のもと戦術的な、練度の高い守備が行われているか。これがバイエルンバルセロナを8-2というスコアになるほどに差を生んだ要因であることは間違いない。

 バイエルンは、守備時には前からボールホルダーに対して断続的にプレスをかけて行き、繋ごうとする相手を中盤のゴレツカやチアゴやキミッヒ、下りてきたミュラーや両SHが潰してボールを奪う。そしてロングボールで裏を狙おうとする相手にはアラバとデイビスのスピードで対応する。またボールを奪った後の攻撃も速く、それまで守備をしていた前線・中盤の選手が一気に相手ペナルティエリアへと雪崩れ込み、ロングカウンターで攻めていく以外では必ず複数人がペナルティエリアに存在する状況を作り出す。

 一方で組み立てながら攻撃をする際には2人のアンカーのどちらかが両CBの間に下りていき、実質3バックの形をとることで相手FWに対して有利な人数を保ちながら組み立てていく(チェルシー戦1st legの際にはキミッヒが、チェルシー戦2nd legやバルサ戦ではチアゴがその役割を果たした)。CBのボアテングやアラバ、そしてアンカーの二人は精度の高いロングパスを供給できる。特に右CBのボアテングからLSBのデイビスに対するパスは幾度となく行われており、バルサ戦においても高い位置をとるデイビスに対してボアテングは序盤からロングパスを出していた。

 これに対してバルセロナは守備時に4-4-2のフォーメーションをとり、バイエルンのサイドからの攻撃を防ごうとした。そのため、パスの供給源であるボアテングに対して強くプレスをかけに行くことができず、必然的にボアテングからデイビスへのパスコースは常に開通されたままとなっていた。バルサはサイド攻撃を恐れて手を打ったにも関わらず、その大元を潰すことができなかった。また、バルサの高い守備ラインを超えるためにワイドレーンを使った攻めを行おうとセメドやアルバが裏へと抜ける動きを行っても、バイエルンのSB及びSHの迅速な守備によって阻まれ、彼らが攻めのために空けたスペースを逆にバイエルンに利用されてピンチを招くといったシーンが多く見られた。特に最初の失点シーンでは、セメドがサイドから攻め上がって行ったものの失敗し、ボールを戻したところで潰されて、彼が空けたスペースからペリシッチによる爆速カウンターを受けていた。

 そして、繋ぐ意識が強すぎるバルセロナはプレッシングをかけられても後ろに戻すか近くの人間に託す以外の選択肢がなく、クリアリングを全くしない。この悪癖が2失点目につながってしまった。相手のパスをセメドがカットした際、即時にバイエルンの選手4人がボールに向かって収縮してきたのだからクリアをすればいいものを、セメドは近くにいたセルジロべルトにボールを預けただけだった。そして簡単にボールを奪われ、ショートカウンターからペリシッチによる2点目が決まった。失点直後のオウンゴールバルサペースになってきていた段階での失点だったために、これ以降流れは完全にバイエルンのものとなってしまった。

 また、バルセロナは繋いで攻めて行く際に必ずと言っていいほどメッシを経由させようとする。そのため攻撃時は4-3-3にシステム変更されるのだが、メッシはRWGのポジションを取らずに中央に停滞したままのため、中央を締めるバイエルンの選手によってメッシへのパスコースは必然的に消えることになる。さらに、繋ぐための陣形だったのでセルジロベルトは右「インサイドハーフ」の役割を与えられていた。つまり右サイドからの縦への攻めはセメドだけに託された形となり、事実上右サイドの攻撃は死んでいた。そしてボールがなかなか来ないためメッシはさらに下がらざるを得なくなり、バルセロナは左サイドからしかまともに攻めることができなくなっていた。これもまたバルセロナ敗退の大きな要因だろう。

 

 今日はリヨンとの準決勝。とりあえず始まる前までに書き上げられて良かった・・・。

CL講評1

今回はアトレティコvsリバプールの一戦について、それぞれの選手に対するコメントと総評を書きました。(選手については、極端に短い出場時間だったりする場合は書いてないこともあります、言うことがないので())

 

 

 

 

Atletico Madrid
オブラク:最高の一言。2ゴールを決められたけれど、流石にあれはノーチャンス。クロスに対する冷静な処理とコーナー時の勇気ある飛び出しは相変わらずで、流石オブラクという感じ。アレクサンダー=アーノルドやオックスレイド=チェンバレンのミドルに対する反応も完璧で、弾く場所も素晴らしかった。
トリッピア:前回のブログでトリッピアの守備面に対する不安を書いたんですが、杞憂でした。マネとロバートソンを相手にギリギリの駆け引きをして上手く守っていたし、フィジカルの強さや粘って守備をする姿勢はシメオネの哲学がしっかりと刻み込まれているなと感じました。90分間あのディフェンスを良く続けられたなと素直に感動。得意のクロスはほとんど見られなかったけれど、これは下手に攻め上がっていないのだから当然ちゃ当然。
ヴルサリコ:最後の30分間、しっかりと集中して守り切れてました。
サヴィッチ:空中戦では前に入り込んでボールを触らせないという守備でファンダイクに対応し、カウンターを受けても素晴らしい判断力でリバプールの攻撃を無効化していた印象。下手に繋げようとせずに割り切ってクリアしているのも非常に良かったと思います。
フェリペ:サラーやチェンバレン相手にしっかりと守り、ミドルレンジからのシュートにさせてオブラクの負担を軽減させていた。今はヒメネスより評価高いですね正直。
ロディ:1st leg同様、守備での貢献は凄まじいものがありました。特にサラーに思い通りのプレイを許さなかったのがこの試合では非常に大きかったですね。それだけでなく、攻撃時には持ち上がってクロスも送り込むのはさすが、今後の成長が楽しみすぎる。
コケ:ゴリゴリに走り回る主将。大好き。敵陣パス成功率はトップだそうです。
パーティー:相手のボールを刈り取り、そこから自分で持ち上がってチャンスを作ることもあって、攻守の両面で欠かせない存在でした。トランジッションの起点にもなってましたね。ピンチの時にはトーマスパーティー
サウール:今回は守備で魅せた男。インターセプトめちゃくちゃしてたなと思って調べたらチーム最多だそうです。やっぱりな。左利きの中盤ってめちゃくちゃ好きなんですよね。サウールもそうだし、エジルとかハメスとか。走行距離もチーム最長、コケと共に中盤でピッチ全体を駆け回ってピンチに対応していました。
アンヘル・コレア:南米の選手らしく、巧さでリバプールを苛立たせた男。ただジョーゴメスにしっかりと対応されて苦しそうではあったかな。
ヒメネス
ジエゴ・コスタ:どうも消える時間帯が多すぎた。早めの交代になってしまったのも致し方ないかと。本人めちゃくちゃキレてたけど()
マルコス・ジョレンテ:途中出場から2ゴールは誰がどう見ても文句なし、特に2点目のミドルは彼の巧さがギュッと詰まった一発でしたね。レアルであんまり輝けなかった分、アトレティコでばちこりスタメン取って欲しい。
ジョアン・フェリックス:ファンダイクとジョーゴメスを相手取ってボールを運ぶのはなかなか苦しかったと思うが、よく頑張ってたと思います。1点目でジョレンテのアシストをした時の判断力は流石。自分で打ちに行かないだけで偉い。
モラタウイイレ1のスーパーサブは現実世界でもスーパーサブだった。最後のイエローは余計だったとは思うけど() 3点目をしっかりと落ち着いて流し込んで試合の締めくくりとしましたね。

 

総評:120分間1ミリも集中を切らさずにディフェンス→ボール奪取→攻撃→デイフェンス→・・・とトランジッションを一糸乱れず行なった結果勝利をもぎ取れましたね。普通あれだけハードに守備を固めたらどこかのタイミングで綻びが生じてくるものですが、強固なブロックを作ってリバプールの攻撃を弾き返し続けたのをみると、シメオネサッカーの真髄を感じます。そして、交代策がバッチリハマったのも大きかったですね。こういう試合をリーガでもやってくれあんたら()

 

Liverpool

アドリアン:90分間を通してミスなくやってていて、何度かファインセーブも見せていただけに、延長でのミスが目立ちすぎた。個人的に二番手ゴールキーパーの中では世界最高だと思ってるので、このミスにめげずにこれからも頑張って欲しいです。
TAA:ボールを散らしつつ自身も攻撃参加を積極的に行いシュートも打ったりと、攻撃面に関しては毎度のごとくレベルが高い。しかし、流石に120分走りきる体力はなかったのか、延長戦では目に見えて疲れてるのがわかり、モラタのゴールのシーンでは完全に止まってしまっていた。
ジョー・ゴメス:ファンダイクと一緒にディフェンスラインを統率して、よく走りよく守った。流石に3失点の責任を全部負わせるのは酷だけど、それでも失点に関与してしまっているのも事実、かわいそう()
ファンダイク:120分間高クオリティの守備をしつつ、延長戦では自分も前に上がって空中戦での得点機会を窺っていた。こなした仕事は完璧だったと思います。
ロバートソン:守備面は文句なし、攻撃面ではあと一歩。あのヘディング入らなかったのが惜しすぎる。
オックスレイド=チェンバレン:先制点をアシストし、得意のミドルでゴールを狙い続け、最終的にシュートは6本、十分な働きだと思います。
ミルナー:途中出場ながら自然に試合に入って、正確なクロスを供給して得点機を演出する場面もあり、貫禄を感じました。働き者のベテランはいいですね。
ヘンダーソン:アンカーのポジションでしっかりとボールを捌きつつ相手のチャンスの芽をつむ役割はできていただけに一番悔しいと思う。
ファビーニョ
ワイナルドゥム:前線が沈黙しているときには、FW陣が引きつけてこの男が走り込んで点を取るというパターンがあるのがリバプールが強い一因でもあるんですが、今回はその強みがしっかりと生きた試合になったと思います。2点目アシスト時のボールの持ち運びも速く、クロスも正確でした。文句なしの出来だったと思います。
オリギ
マネ:プレスバックでボールを奪い、一気にカウンター攻撃しようとする姿勢は相変わらずでしたが、どうもパスミスが目立ったような気がします。もっとカットインしてシュートを放ったりという動きができれば良かったかなぁ。
フィルミーノ:いつものようにウイングの2人と中盤を繋げる為に降りてきてパスを受けるという動きは見せていたが、特にサラーが完封されていたこともあって目立った働きはできなかったなーと思っていたら2点目を奪ってしまった。あれは流石フィルミーノといったゴールですね。
南野:ビハインドを背負った状況で投入されたので、フィルミーノのように降りてきてパスを受けるのではなくて、前線に張って得点を狙うような動きをして欲しかったところ。延長後半に上げたクロスは高精度でとても良かった。
サラー:前回同様ロディとフェリペに完封され、彼自身も浮き足立ってしまい、いつものサラーという感じでは全くなかった。カットイン後の正確性が欲しかったところ。トラップもいつもより大きく、ボールをそこで奪われることも多かったかな。

 

総評:クロップは特に失策はしてない、シメオネのサッカーが上手かっただけ。それでも前回王者が早々に退場するのは悲しい。前線のローテーションをもう少し考えてリーグ戦に臨んでいればなぁ()あと右SBの控えを早く取ってくれ。さすがにTAAに全部任せきりだと限界が見えてくる。今後の方針を一気に見直すいい機会だと思うので、いまある問題点を改善していって欲しいですね。そして来シーズンは強いリバプールが再び見られることに期待。

CLについて(1)

こんばんは、今回はUCLラウンド16 1st legで行われた試合で、自分がフルタイムで見たものについて、個人的な感想を述べようかなぁと思います。マジでサッカーの事だけ書いて終わるので、興味がある方だけ読んでいただければ。

こういうブログをシリーズ化して書いていきたいです()

アトレティコ-リバプール
守備がハマった時のアトレティコはやっぱ強いなぁというのが感じられた試合。ラ・リーガが開幕してからしばらく、シメオネは多分パスサッカーへの転向を行おうとしてたっぽくて、それはスパーズからトリッピアーを獲った事からも分かるんですが、まぁ結果が出ず。それはそう。なんせここ数年ひたすら堅守速攻してたチームがいきなりパスサッカーに変えようとしても上手くいかないですわ。おまけに点も取れないし、トリッピアーは守備にやや難ありという事で失点も増えた印象でした。それで、インテルからローンバックして来たシメ・ブルサリコにしたら、いつものガチガチアトレティコに戻りました。あと、ロディがここまで守備が上手いとは思わなかった。フェリペ・ルイスばりの守備的左SBになってた。特にこの試合では対面のマネに全く仕事をさせなかったのがめちゃくちゃに大きい。最初のコーナーで運良く先制できた後は、耐えに耐えぬく方向にシフトして、結局1-0のまま終了。ポゼッション27%という絶望的な数字を叩き出しましたが、リバプールに一本も枠内シュートを許さなかったあたり、流石シメオネのチームと言わざるを得ないですね。
一方のリバプールですが、あそこまでガチガチに固めてくるチームには分が悪いですね。プレミアのワトフォード戦では相手に実質6バックを敷かれてかなり攻めあぐねていましたし、アトレティコ戦でも持ち味のサイドからの攻撃は完璧に防がれてた印象です。特にアレクサンダー・アーノルドは16本クロスを送って、そのうち成功したのは2本だけ。中央はパーティーとサウールに見張られてボールを鬼の守備で奪われまくられ、攻め手がないまま90分間を終えたという感じです。まぁリバプールにはアンフィールドパワーがあるので2nd legでは点が取れると思いますが()、アトレティコはこのまま失点を0に抑えれば勝ち抜けなので、次もゴリゴリに守ってくるはず。なので、今のうちに崩しの方法を見つけておかないとしんどいかなぁ…。

チェルシー-バイエルン
バイエルン3発完勝ということで、結果だけ見ると余裕で勝ったように見えるんですが、実際はというと結構危なかった。特に前半はチェルシーの守備が完璧で、パスコースを消しながら前線からプレッシャーをかけてくるので、なかなか攻撃がハマらず。アラバとチアゴが中盤を飛び越えて一気に前線へロングパスを送ることができなかったら、さらに苦しかったと思います。ただ、バイエルンの守備も素晴らしかった。この試合時のボアテングは、リーグ戦でのポンコツ具合はどこへ行ったのかと思うほどに安定していたし、アラバの読みの鋭さも完璧。パヴァールは寄せの守備がメチャクチャに上手かったし、デイビスは多少のミスも足の速さで全て帳消しにしてしまう怪物っぷりを見せていました。この人、元はウイングストライカーですからね。コンバート成功しすぎやろ。まぁこれは世界最高のLSBであるアラバさんがチームにいるからだと思います。そして、Goalの採点だとキミッヒが3.9点なんですけど(10点中)、点数つけた人は目ついてるんですかね。攻撃参加は確かに少なかったですけど、最終ラインからトップ下のミュラーがいる位置まで縦横無尽に動いてパスを繋ぎ、ひたすらビルドアップを頑張ってました。あと、これは監督がフリックに変わってからなんですが、守備時のプレスと帰陣の意識が格段に高くなりましたね。コバチの時は、レバはともかくニャブリやコマンも前線に残り、全体的に帰陣も遅く、その結果として失点が積み重なっていましたが、今回の試合だけ見ても前線からガッチリプレスをかけてボールを奪おうとして、奪ったら即攻撃。逆に奪われたら素早く守備への切り替えを行って帰陣し、特に前線のニャブリは自陣のボックス近くまで戻って守備をしていました。これで守備が格段に安定して、失点も相当少なくなりましたね。攻撃面ではというと、前半はミュラーが大活躍でした。チャンスメイクはするし、自分でシュートも打つし、どこへでも顔を出して潤滑油の働きをしてました。ただ、チェルシーの守備が完璧で前半は点を取れず。しかし51分にアスピリクエタがコケたところからニャブリが点を取り、54分にはレバとのパス交換で上手く抜け出したニャブリがゴール右隅に流し込み。完璧。そして76分には爆速で相手DFを3枚剥がしたデイビスがボールを持っていき、最後はレバが決めると。これはチェルシーアスピリクエタを下げて4バックにシフトしたことが大きく影響したと思います。
次にチェルシー視点で見ていきますが、何度も言っているように守備は全く悪くなかったし、特に前半はほぼ完璧にバイエルンの攻撃に対応できていました。カバジェロもビッグセーブを何回か見せていて、ディフェンスラインもしっかりと統率されており、前半が終わった時点では0-3で勝てるとは思えなかったです()攻撃面でもジルーのポストワークがかなり効いていて、何度か危ないシーンを作っていました。 ただ、後半に入ってからは右のウイングバックに入っていたリース・ジェームズの位置どりが曖昧になってしまったところを突かれましたね。現に3点ともそこの位置から崩されて取られてますし🍣。さらに、ジルーを下げてエイブラハムを入れたのは一番の失敗だったと思います。ウィリアンとペドロを入れるのならジルーは残すべきだった。まぁ結果論なんですが、エイブラハムは決定的なパスを2回もスルーしちゃってるので…。これまたGoalの採点だとジルーの点はエイブラハムより低いんですが、意味がわかりません。結局ホームで1点も取れないまま終わり、しかも次はアリアンツアレーナ。これチェルシー点取れるんかなぁ() でも前半の時のような守備を90分間しっかりと出来れば可能性はありそうですね。でもフリック体制のバイエルンはホームでめちゃんこ強いので勝たせていただきます。

③レアル-マンシティ
ペップの策略勝ち、これに尽きると思います。レアルは前半素晴らしく守っていて、特に中盤三枚の守備能力はいつも通り高かったです。ただ、カゼミロは異常にパスミスが多く、結果的に失点とラモス退場の元凶となってしまった感は否めない…。モドリッチバルベルデはそれぞれインターセプトとプレッシングで頑張っていたし、前線に関してはヴィニシウスが攻撃・守備の両面で結果を残していただけに、ベイルとの交代は失策感が出てしまいましたね。おにぎり頭はエデルソンに完璧なヘディングをセーブされたのが不運すぎた() 交代策の失敗はみんな指摘しているし、ベイルじゃなくてバスケスだろというのもみんな言ってる。そこから学んでクラシコではバスケスを入れてましたね。
そしてシティ。最初の布陣見たときは意味不明だったんですが、後から見るとペップの頭良すぎじゃね以外の感想が浮かばない。ジェズスをウイング起用して守備のタスクをしっかりと負わせて、攻撃面でもボックスに積極的に切り込み、同点弾まで決めてしまうと、終盤のパスミスを拾ったカウンターのシーンで単騎突破を仕掛けて、見事ラモスを追い出しました。そして途中交代で入ってきたスターリングは、本当に負傷明けなのかと疑いたくなるほどにドリブルにキレがあり、結果的にPKをもぎ取れた。そして神様デ・ブライネ。お前の足はチートや。かなり厳しいマークを受けていたはずなんですが、ジェズスには変な体勢のまま完璧なクロスを送るし、PKも今までの失敗の連鎖を断ち切って見事決めてくれました。次はエティハドですが、戸田和幸さんが「ホームのシティは観客の声援で興奮して逆に浮き足立ってしまって失点するリスクが高まる。去年のスパーズ戦がそうだった」と言っていました。確かに去年はホームで3失点してアウェーゴールで負けるというトラウマがあるので、是非とも今回はホームでもレアルに勝って次のステージに進んでもらいたいところ。あと、レアルは個人的にラモスが退団するまではあんまり好きになれないのでシティに勝って欲しいというのもある()好きな選手は結構多いんですけどね。

 

それでは今回はこの辺で。

 

最近の生活(4)

こんばんは、超超超超お久しぶりです。ブログをまともに書くのは去年の3月以来らしいです。1年経つのめちゃくちゃ早いな。老人に近づくごとに時の流れも早くなっていくのはやはり嘘ではないのだなぁと実感します。

一応題には「最近の生活」とか据えていますが、最近(=1年)なので書くことが多くなりそうです。

・大学
とりあえず1年間通い切った(当たり前)。進級判定を頂けることを切望しています。よろしくお願いします陸の王者さん。
今年は専攻の必修こそ2限に入ってしまったものの、語学系は全て3限以降にぶっこむことに成功したので(出席easyW)とか思ってたんですが、蓋を開けてみると、前期はまだしも後期には3限すら絶起して出席できず(完)という日がチラチラ出始め、今後の大学生活における新たな不安が誕生しました。大学の授業開始時間を一律3時間ぐらい繰り下げて欲しい。
あとは、まぁこれは何度も言ってることなんですが、1年三田に通った結果東京タワー見飽きたんでスカイツリーへのアップデートよろしく慶應。どこぞの慶應生は東京タワーを通天閣と勘違いしているらしいですが、流石に意味がわかりませんでした。ちこなんちゃらって言う人なんですけど。

・日常
日常系アニメもびっくりの、ほのぼのお気楽ライフを送りたい人生だった。現実は辛く厳しい。
しかしこれは罠で、朝寝て夕方起きるような下の下の下の生活をしている人間が辛く厳しい現実と向き合っているわけがない。反省します。

・シャドバ
この1年やり続けた結果クソゲーだと改めて認識したはずなのに一向に辞められない。覚醒剤よりこっちを取り締まれよジャップ政府。失礼しました、言葉が乱れました。
今の環境に限って言えば、自傷ヴァンプ・土ウィッチ・アーカスネクロあたりは弄ってて楽しいデッキです。

が、「ヘンタイさんはゆるしません!😤」と息巻くキョウカさん率いるストレスマッハファッキンクレイジーイカれクオンとか、シコシコ遅延大量回復害悪ゴキブリとか、強制ゲーム終了キャル3連打とかで気が狂いそうなので助けてください。ていうか一番許せないのはどう考えてもキャルだわ。何がグリムバーストだよ。リーダーの体力は20しか無いねん、なぁ、わかるか?Cygames。素の能力で体力最大値を5下げるなアホか。しかもユニオンバーストで追加で5ダメとか頭プリコネすぎるだろ。過剰なストレスでさっさとナーフしてくれ運営。でも暇つぶしには最適すぎるから多分サ終まで一生やめなさそう。対人戦でありながら回線切断に対するハードルが低いのも魅力の1つだと思いますね。切断バンザイ。

・その他
数日前に21歳になりましたが実感は全くございません。特に行動を起こす気力もない怠惰な人間なので毎日グータラして過ごしています。御社したくないという気持ちだけは強いものの、御社ルートを回避できるようなスキルなりなんなりを持ち合わせているわけでもないので、早めにvanishした方が良さそう(ポカ女⁉️)

 

 

今後ともよろしくお願いします。次のブログをいつ書くかは未定です。気が向いたらまた出てくると思います。あーただCLノックラウンドステージが始まって、1st legの結果も出てるんで、それについては色々書きたいかなぁ。まぁどちらにしろ書く気が起きたら〜って感じ。頑張って3月中にはやる気が出るようにしたいと思います。それではさようなら。

最近の生活⑶

こんばんは。お久しぶりです。

特に書くことも思いつかず、書くに値しない生活しか送ってこなかったのですが、ありがたいことに催促をいただいたので筆を取ります。取るのは筆ではなくスマホなんだけど。

最近、特に期末試験が終わってからは健常者とは思えない生活でしたね。2月の半ばくらいまでは遊びまくって、それから3月第2週目まではバイト漬けの日々で、1回虚無の日を迎え、そして今のまた堕落しきった生活に戻っています。実は気付いていない人多いと思うのですが(自分も今さっきまで気付かなかったんですけど)、再来週には大学が始まっています。バグかな?でも自分の人生自体バグの塊みたいなもんだしええか。いや良くない。

そもそも長期休暇時には起床、特に午前に起床という概念がcompletely disappearしている訳で、それを取り戻すにはある程度の時間がかかる訳です。しかしこれは罠で、消える消えない以前にそもそも自分には存在してない概念だったので当然取り戻すもクソもない。春から日本史学専攻に行く人、1限と2限助けてください。

 

話はだいぶ変わるのですが、この時期最も嫌なものといえば花粉です。ありえん。鼻にダイソンの空気清浄機を常に設置していたい。プラズマクラスターでも可。

そもそもの原因は杉とかいうカスが虫に寄ってもらえるような目立つ花すら付けられない劣等種であることであって、あいつらが突然変異して桜とか梅みたいな花をつけ始めればいい訳なんですよ。人間はお花見ができて、花粉症にも困らない。杉にとっては虫が花粉を運んでくれるからちゃんと子孫も残せる。なので任意の杉は早急に突然変異をしろ。前にTwitterで「お前らの性交渉に俺らを巻き込むな」みたいなのを見た気がするんですが本当にそりすぎてソリになった。風媒花は虫媒花になるか絶滅するかして欲しいですね。

 

そういえば成績ですが、後期はそこそこの点を取って普通に進級です。累積GPAは2切ったけど。見たい人はTwitterのメディア欄から遡ってください。

それではごきげんよう

ねむい

  • 生活
  • ゲーム
  • その他

生活

あけましておめでとうございます。年が明けてから既に100時間以上経過してるの感慨深いですね。そのうち70時間くらいは寝ていた気がします。いや流石に盛ったかもしれない。60時間くらいですかね。

今年の抱負として「毎日2限に間に合う起床」とか書き初めた気がしますが、多分無理なので、適度に頑張る年にしたいと思います。まぁ適度に頑張れる人は新年から2桁時間睡眠を繰り返さないんですが。しかも適度に何を頑張るのか全く決めていないので、この目標も来週くらいには無効になってそう。そういう人生、そういう運命。生まれた瞬間から真人間だったら少なくとも7時起床には毎日成功してるし、多分日吉にもいなかったと思います。そして僕の通っている大学もまた真っ当ではないので、冬休み明けて2日目にドイツ語の期末試験があります。酷いと思います。さようなら。

話は変わるんですが、新年早々労働してる人が多くて驚かされました。僕の中学からの友達は1/1からイベント設営のバイトしてたし、Twitterでも2日とか3日にはバイト初めしてる人が結構いたので、なおさら昼まで寝ていて申し訳なさしかありません。土下座。土下座しながら昼まで鼾をかく人生。睡眠バンザイ。労働なんてくそくらえ。でもお金はくれ。

ゲーム

去年の年末あたりに再びFGOを始めました。11月あたりにAmazonプライムFate stay night[UBW]を視聴したことがきっかけで熱が再燃しました。正月の福袋に1800円突っ込んだんですが、残念な結果に終わりました。来年は10倍突っ込めるように労働に精進したいと思います。

それと、去年の12月頃からシャドバのモチベが上がってきたので、そこそこランクマッチとか頑張ってたんですが、新パックで相も変わらずクソ環境になったので悲しいです。ただ、今年なんかの大会に出てみようかなぁと思うくらいのモチベは残ってるので、程々に頑張ります。

その他

その他っていう欄を作ったは良いものの、何書けばいいんだろうってなってます。次ブログ書く時までに考えておきます。考えつかなかったら無くなります。